植物オイルやミツロウなど、天然由来のエモリエント成分を配合した「ナチュラルヘアバーム」。安心して使っていただけるよう原料にこだわり、重たすぎずベタつきのない使用感を求めて、試作を繰り返しました。毎日のスタイリングに使うものだからこそ詰め込まれたこだわりを、開発担当者へインタビューしました。

STORY

―　どのような経緯で開発がはじまったのですか？
お客さまから発売を希望する声を多くいただいたことがきっかけです。肌にふれても安心できる天然由来原料を使い、精油の香りを楽しめるヘアスタイリングアイテムであること、そして毎日惜しみなく使える価格で販売し、長く愛用していただけることを目指しました。

―　 「ナチュラルヘアバーム」の特長を教えてください。
成分の99％が天然由来原料のヘアバームです。指にとって手のひらにのばすと、髪になじませやすいオイル状に変化します。髪に潤いと自然なツヤを与えてパサつきを抑え、しなやかな髪に整えます。

―　 どのようなテクスチャーを目指したのですか？
配合する植物油脂によっては重たくなりすぎ、髪のボリュームを必要以上に抑えてしまいます。そこで、保湿力や質感の異なる油脂を組み合わせて、重たすぎずベタつきのないテクスチャーに仕上げました。

―　 求めるものを再現する苦労はありましたか？
そうですね。様々な方に試していただき、意見や要望を反映させました。最終的には、 髪の保水力を補うハイブリッドサフラワー油をベースに、アルガンオイルやツバキ種子油をバランスよく配合することで、理想的な使用感になりました。

―　セット力や仕上がりについて教えてください。
髪を立ち上げて固めたり、パーマを強く出すというような特長はありませんが、乾燥で広がる髪をしっとりと落ち着かせます。束感が出るのでまとめ髪にしたときにも自然な動きが作れます。無造作でありつつも、まとまりのある仕上がりを演出できますよ。

―　顔や身体にも使えますか？
ヘアセットした後、手に付いたものを腕や肘などに塗布しても問題ありません。しかし、顔へのご使用は避けてください。

―　スタイリングに「トリートメントヘアオイル」をつかっている方もいらっしゃると思います。スタイリングにはどちらがよいでしょうか。
ヘアバームは被膜感のある固形油脂(ミツロウ、シア脂)を配合しているため、髪をまとめるスタイリングにはヘアバームがおすすめです。保湿力も、ヘアバームのほうが高いのですが、使用感などが違うので、ご自身の髪に合うものを選んでください。

―　白い缶の容器は、とてもシンプルで印象的ですね。
他の商品で使用しているシルバーの缶と区別でき、洗面所や部屋のインテリアにもなじむ、清潔感のあるマットな白を選びました。手に取ってくださる方のお気に入りになるよう見た目にもこだわりました。

―　小さいサイズもありますね。2サイズ作った経緯を教えてください。
はい。お出かけ先で髪を整えるときや旅行などに持ち歩きやすいよう小さなサイズもご用意しました。ポーチにすっきりと納まるサイズになっています。また、使用感をお試しいただくのにもよいかと考えました。